工場の本実コンクリート擁壁の色合わせ|斫り・左官補修跡を自然になじませる

施工前

施工後
今回は、工場の本実コンクリート擁壁の色合わせ補修を行いました。
施工前の擁壁は、コンクリート打設時に型枠として使用したコンパネが歪んだことで、一部のコンクリートが張り出してしまっていました。
そのため、まず斫り工事を行い、張り出した部分を整形。その後、左官工事によって下地を補修しました。
しかし、斫りや左官による補修だけでは、既存の本実コンクリートとは色・質感・濃淡が大きく異なる状態になります。
そこで、仕上げ工程として弊社が入り、既存のコンクリートを細かく観察しながら、本実コンクリートの表情に合わせて色合わせを行いました。
今回の擁壁は、撥水剤を塗布しない仕様でした。
そのため、単純に表面を塗装して色を合わせるのではなく、撥水剤を使用しない仕上げに対応できるよう、白華が目立ちにくくなるための処置を施したうえで、コンクリートが水分を含んだときの「濡れ色」を意識して色合わせを行っています。
コンクリート打ち放しの補修では、単に「同じグレーに塗る」だけでは自然な仕上がりにはなりません。
既存コンクリートの色、濃淡、ムラ、打設時の表情、そして仕上げ仕様まで考慮して色をつくることが重要です。
今回も、斫り・左官によって補修された部分を周囲の本実コンクリートになじませ、遠目から見ても補修跡が目立ちにくい状態に仕上げました。
弊社では、一般的な塗装による補修では難しい、コンクリート打ち放しの色合わせ・模様合わせ・質感合わせにも対応しています。
「左官補修をしたものの、既存のコンクリートと色が合わない」
「補修跡が目立ってしまう」
「本実コンクリートの表情に合わせたい」
このような場合も、ぜひご相談ください。



