【解説】洗い出しコンクリートの補修・色合わせ|欠けた石の模様まで復元する化粧補修

洗い出しコンクリートの補修・化粧補修|石の模様まで復元します
「洗い出しコンクリートが欠けてしまったのですが、補修できますか?」
このようなお問い合わせをいただくことがあります。
洗い出しコンクリートは、コンクリートやモルタルの表面を洗い出し、砂利や玉石などの骨材を露出させた仕上げです。
通常のコンクリートとは違い、単純に色を合わせて塗装するだけでは、自然な仕上がりにはなりません。
補修では、
・セメント部分の色
・石(骨材)の種類や色
・石の大きさや形
・石の配置や密度
・表面の凹凸
・経年による色や質感
など、さまざまな要素を既存の仕上がりに合わせる必要があります。
洗い出しコンクリートの化粧補修
まず、欠損部分を確認し、必要に応じてモルタルなどで下地を形成します。
その後、既存の洗い出しに近い骨材を選び、必要な部分に骨材を埋め込んでいきます。
さらに重要なのが色合わせです。
セメント部分の色を合わせるだけではなく、失われた石の模様や色合いについても、専用の塗料を使用して一つ一つ復元していきます。
石の色を塗り分け、濃淡や陰影を加え、周囲の既存部分と自然につながるように調整します。
場合によっては、筆やエアブラシなどを使いながら、石の輪郭や表情まで細かく再現します。
つまり、洗い出しコンクリートの補修は、
「欠けた部分を埋めるだけ」ではなく、既存の仕上がりを観察し、素材の表情そのものを復元していく作業です。
なぜ洗い出しの補修は難しいのか?
洗い出しコンクリートは、同じように見えても現場ごとに使用されている骨材や仕上げ方が異なります。
そのため、新しく洗い出しを施工する技術と、既存の洗い出しに合わせて部分補修する技術は、同じものではありません。
特に、
「補修した場所を目立たせたくない」
という場合には、色だけでなく、石の模様・大きさ・配置・陰影まで考えて仕上げる必要があります。
弊社では、長年培ってきたコンクリートの色合わせ・化粧補修の技術を活かし、洗い出しコンクリートについても、現状を確認したうえで可能な限り既存部分に馴染む補修を行っています。
もちろん、骨材が完全に失われている場合など、完全な再現が難しいケースもあります。
そのため、まずは現場写真などを確認し、
「どこまで自然に復元できるか」
を検討したうえで、最適な補修方法をご提案しています。
洗い出しコンクリートの欠け・剥がれ・色ムラ・補修跡などでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。



