台風による欠損と木部のアク汚れを補修|本実仕上げ擁壁の復元
今回は、本実仕上げの擁壁の補修工事をご紹介します。
以前、千葉県を中心に猛威を振るった台風の影響でフェンスが倒れ、その際に擁壁の基礎部分が損傷し、コンクリートが大きく欠損してしまったとのことで、ご依頼をいただきました。
現場を確認すると、本実仕上げの意匠を持ったコンクリート面に、比較的大きな欠損が2ヶ所ありました。
単純に欠損部分を埋めるだけでは、周囲の本実の形状やコンクリートの表情と馴染まず、補修跡が目立ってしまいます。
そこで、欠損部分を整形・復元したうえで、周囲のコンクリートに合わせて色や質感を細かく調整し、既存部分との境目ができるだけ分からないよう仕上げました。
また、擁壁上部の木部から流れ出たアクによる茶色い汚れも確認されたため、こちらもあわせて補修。
最後に、もともと素地仕上げだったコンクリートの風合いを活かしながら、クリアー塗装を施して仕上げています。
コンクリートの補修では、欠損を埋めるだけではなく、
「元々そこに何もなかったように見せる」ことが重要です。
特に本実仕上げや打ち放しコンクリートなど、素材そのものが意匠となっている建物では、形状・色・質感まで含めた復元が求められます。
弊社では、一般的な左官補修だけでは再現が難しいコンクリートの色合わせ・質感合わせまで含めた補修を行っています。
「補修したことが分からないように仕上げたい」
「既存のコンクリートの意匠をできるだけ残したい」
といったご相談にも対応しております。
コンクリートの欠損・汚れ・色ムラ・補修跡などでお困りでしたら、お気軽にご相談ください。









